おたふくの予防接種はいつ受けるべき?

1歳を過ぎたら、ムンプスワクチンを接種しよう

おたふくかぜを予防するムンプスワクチンは、日本ではまだ定期接種化されていません。

定期接種となっている場合には、そのワクチンを接種する最適の時期を含めて数か月から数年の猶予をもって無償化されます。

それが実際の接種時期の目安となりますが、ムンプスの場合は何歳から何歳まででなければダメということはありません。

しかし、接種にあたってはやはり効果が高くて安全であることが重要ですね。

おたふくは3歳~5歳が最も発症率が高く、その前に免疫をつけておくのが有効です。

とくに保育園に入っているお子さんはこれらの年齢の幼児と早い時期から接触することがあるので、接種可能年齢になったら早めに接種しておくとよいでしょう。

ムンプスワクチンは1歳を過ぎたら接種が可能になります。

ですが、1歳になったら麻疹風疹混合ワクチン(MR)を優先して接種しておきたいので、実際は麻疹風疹混合ワクチン接種後、4週間空けてから接種するのが最短でしょう。

この時期にはヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合の追加接種、26年10月から定期接種化された水痘ワクチンの接種時期でもありますので、どのワクチンから接種するかはかかりつけ医と相談しましょう。

麻疹風疹・水痘・ムンプスのワクチンはどれも生ワクチンですから、同時に接種する分にはかまいませんが、単独接種の場合には4週間ずつ空けなければできません。

アメリカでは4つ(麻疹・風疹・ムンプス・水痘)を含んだMMRVワクチンの2回接種が定期接種に指定されていますが、日本ではMR以外はそれぞれ別のワクチンです。

どれを組み合わせて行うかは医師と相談して決めましょう。

もしできる限り同時接種で来院回数を減らしたい場合は、MRとおたふくでは副反応が問題となったMMRと同じ組み合わせになってしまいます(実際は問題ないとされていますが)。

水痘とムンプスを同時にする方が一般的でしょう。

この場合、水痘は無償でムンプスは有料となります。

できたら2回目の接種を!

ワクチンというのは、1回接種した時に初回の免疫を獲得します。

ここから少し時間をおいてもう一度接種すると、更に強い抗体が作られ、その抗体は1回接種だけで終わるよりも数年間長くもちます。

ムンプスワクチンは任意接種ですが、1歳目に1回目と、麻疹風疹混合ワクチン(MR)の2回目接種が小学校入学前にありますので、同じように接種しておくとよいでしょう。

ただし、水痘は3歳までに2回接種と少し接種時期が異なりますので注意しましょう。

ムンプスウイルスは、成人でも抗体を獲得していない人が大勢います。

しかし年齢が大きくなるにつれムンプスに感染したときの症状は強くなり、合併症の発症率が高くなります。

もし子供の時に接種していない場合は、お父さん・お母さんも子供と一緒に接種しておくとより安心ですね。




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