おたふくの予防接種は接種後どのくらい経つと効果が出るの?

ワクチンの効果はいつから出る?

おたふくかぜワクチン(ムンプスワクチン)を接種したら、いつから効果が発揮されるのでしょうか?

実は、どのワクチンも変わりません。

初回の接種時には抗体を産生するのに必要な期間は、おおよそ2週間とされています。

全く今までその病原体に触れていなかった場合は、身体に入ってから免疫力がつくにはこれくらいの時間が必要なのです。

もし保育園や幼稚園、中の良い近所のお友達がおたふくになった…とわかってから接種しても、効果は殆どありません。

例外として水疱瘡は緊急接種といって、接触がわかってから72時間以内に接種すると発症の率を下げたり軽症で済むと言われています。

おたふくの場合は緊急接種を有効とする研究はありませんので、おたふくが好発する年齢である2歳までに抗体を付けておきたいですね。

おたふくかぜワクチンは1歳を過ぎたら接種が可能ですから、2歳になる前に接種しておくのがベスト。

水疱瘡は定期接種となりましたが、1回目の水痘ワクチンと同時接種しても良いでしょう。

2回目の接種は必要?

人間の身体は、病原菌に触れる都度免疫力が高まります。

初回にワクチンとして身体の中に入ったムンプスウイルスによって、抗体が産生されます。

これだけでも90%の効果があるとされていますし、もしワクチンを接種していもおたふくに罹ったという場合、軽症で済むことが多くなります。

更に2回目の接種を受けることで、細胞が記憶していた情報を呼び起こし、初回よりも強くて長持ちする抗体を作り出してくれます。

2回接種すると予防効果は95%を超えると言われており、2回接種が定期化されているアメリカでは3回接種を推奨する声もあります。

ワクチンとしてムンプスウイルスと接触するばかりではありません。

周囲でおたふくに感染した人がいた場合、適度にウイルスと触れることでより強い抗体ができます。

ですから、子供と接することの多い保育園や幼稚園の先生、小児科医はムンプスに対する抗体が維持されていることが多いですね。

ただし、適度にウイルスに触れると言うのはなかなか難しく、そのまま感染して発症してしまうこともありますので、ある程度の免疫は最初からつけておくのがベスト。

できれば2回接種しておけば、周囲で流行っても安心です。

100%罹らないという訳ではありませんが、ほぼ予防できる上に更なる抗体を獲得することが期待できます。

おたふくのワクチンは任意接種ですし、大人も受けることができます。

一般的には好発年齢である3歳~5歳には抗体を付けておくことが望ましいので、1歳になったら初回接種をしておきましょう。




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