インフルエンザの予防接種は接種後どのくらい経つと効果が出るの?

ワクチンの効果が出るのはいつから?

ワクチンは、身体の中に人口的に病原菌を入れて免疫力をつくるものです。

生ワクチンは、毒性を弱めてあるものの病原菌やウイルスそのものです。

不活化ワクチンは、病原体を殺菌もしくは不活化して感染性をなくしたものです。トキソイドは病原体の毒素を無毒化したもので、毒素に対して抗体を作ります。

インフルエンザワクチンは、不活化ワクチンに相当します。ワクチンそのものに感染性や病原性はないものの、生ワクチンより免疫機能が短期間です。

更に、インフルエンザウイルスそのものが毎年少しずつ変わっているので、ワクチンの成分も毎年それに合わせて変えています。

ですから、インフルエンザワクチンは毎年接種するし、効果もずっと持続するものではないのです。

ワクチンを接種してから2週間たつと、初回の免疫が獲得されます。

成人は1回なので、12月の流行シーズンの2週間前に接種すれば、理論上は間に合うという訳です。

子供の場合はもともと十分な抗体がないため、大人と同じ回数では免疫が付きにくいと言われており、2回接種が必要となっています。

子供の場合、1回目接種のあと3~4週間あけてから2回目接種をすることで、1回目の接種でインフルエンザウイルスを記憶したメモリー細胞がすぐに対処します。

そのため、より早く(数日)より強い免疫が獲得されます。

効果はいつからいつまで?

インフルエンザウイルスの流行は、毎年12月から翌年3月が多いですね。

近年は4・5月まで細々と流行ることもありますが、それはあとからB型が出て来る場合が多いです。

やはりインフルエンザワクチンは、流行しやすいA型に照準を合わせて10月下旬から開始し、遅くとも12月初旬には接種を終えておきたいものです。

また、ワクチンの持続効果は5か月程度、つまりワンシーズンです。

そもそもインフルエンザワクチンは、その年に流行りそうなものを前年度のものに手を加えて作り直していくので、毎年接種しなければ効果がないということです。

ちなみに、毎年インフルエンザワクチンを接種していると、全く初めて接種する人に比べてより効果があると言われています。

それは、去年までの成分とかぶる部分には、追加接種をしたように更に強固な免疫がつくためです。

ただし、パンデミックと言われる大流行は、この型が全く変わってしまって免疫を持っている人が少ないため、今までワクチンを接種している人でも罹ってしまい、大流行を招きます。

インフルエンザワクチンは毎年接種するもの。

大人なら年1回のことですし、無防備で罹ることに比べればよっぽどよいでしょう。




このページの先頭へ