ロタウイルスの予防接種はいつ受けるべき?

ロタウイルスワクチンは、2種類ある

ロタウイルスワクチンは、現在国内で承認されているものが2種類あります。

GSK社(グラクソ・スミスクライン)のロタリックスと、MSD社のロタテックです。

他のワクチンは、製薬会社が違っても接種時期や接種回数に違いがないのが通常。

また、どの製薬会社のワクチンを採用するかは、各医療機関の自由です。

殆どのワクチンは、接種の途中で別のクリニックに変えても、とくに困ることはありません。

製薬会社が違っても接種スケジュールを変える必要はないし、効果も変わらないからです。

しかし、ロタウイルスに関しては大きな違いがあります。

経口接種の生ワクチンであることは変わらないのですが、接種回数が2回か3回かという違いがあるのです。

生後2か月から定期接種のワクチンも入ってくる中で、生ワクチンの接種が1回分入るのは、スケジュールが大きく変わってくることがあります。

もし途中で接種する場所を変えることがあるならば、どの医療機関がどちらのワクチンを採用しているかを確認しておく必要があるでしょう。

ロタリックスは2回、ロタテックは3回

ロタリックスは2回の接種、ロタテックは3回の接種が必要です。

どちらも生きたウイルスの毒性を弱めて生成しているので、生ワクチンです。

同じロタウイルスワクチン同士も違うワクチンも、4週間空けなければ次のワクチンを接種することができません。

そういった意味と一人に対して3回の予約が必要であるために、ロタリックスを採用している医療機関もあります。

逆に、(効果は殆ど変らないのですが)ロタリックスは単価でロタテックは5価である上に、口の中に1滴入ればよいとされている簡便さでロタテックを採用しているところもあります。

接種時期の違い

  • ロタリックス

生後6週~生後24週までの間に2回

初回接種は遅くとも生後14週6日までに受けること

生後24週を過ぎると接種不可

  • ロタテック

生後6週~生後32週までの間に3回

初回接種は遅くとも生後14週6日までに受けること

生後32週を過ぎると接種不可

どちらのワクチンも生後6週から開始し、15週までには初回を接種しておく必要があります。

15週を超えると、副反応として腸重積を起こすリスクが高くなると言われているためです。

どのワクチンも接種の間隔や推奨月齢は週単位で計算し、1日でも過ぎると適応なしとなったり補助の対象ではなくなるので、注意しましょう。

ロタウイルスワクチンを接種すると、ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合ワクチンの開始が遅くなってしまいます。

そのため、特に3回接種のロタテックの場合は同時接種を行うことが多くなります。

ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンを同時にするだけの場合もあれば、ロタウイルスワクチンとこれらを同日に行う場合もあります。

その歳は、せっかく接種(内服した)ロタウイルスワクチンを吐かないよう、接種の順番も注意する必要がありますね。




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