ロタウイルスは予防接種でどのくらいの確率で発症を防ぐことができるの?

やるかやらないか、最初に決めなければいけないの?

ロタウイルスワクチンは、現在任意接種です。

しかもワクチンの中では高額。

特に第一子の場合は、接種すべきかどうかよくわかりませんね。

費用のことも考えると、少し後にしたい…と思うのが当然。

けれども、ロタウイルスワクチンは任意接種ではあるけれど、適応の月齢が決まっています。

現在国内で承認されているロタウイルスワクチンは2種類。

GSK社のロタリックスは2回の経口接種を生後6週から24週までに行います。

MSD社のロタテックは生後6週から32週までに3回の経口接種を行います。

生後2か月からヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンが、生後3か月からは四種混合も定期接種で加わります。

更にロタウイルスワクチンは生ワクチンのため、接種の間隔を4週間空けなければなりません。

そのため、先にやらなくてはならない定期接種をしてから、ロタウイルスを接種するか決める…というのは、時間的にも難しいのです。

ロタウイルスは、赤ちゃんが最初に受けるワクチン。

そして、一番予防したいのも乳幼児期の子供ですから、接種するかどうかまず先に決める必要があるのです。

ロタウイルスワクチンの効果は?

では、任意接種の上に高額なロタウイルスワクチンは、本当に効果があるのでしょうか?

出産前後はたくさんのお金が動きます。

その上にまたワクチンだけで3万円近くの費用が掛かります。

効果がイマイチなものに出すのはためらわれる金額ですよね?

まず、ロタウイルスワクチンの目的は、乳幼児が罹ると重度の脱水を起こすような合併症を防ぐことを目的としています。

罹らなければ効果あり、ではないということですね。

まずロタウイルス胃腸炎の総数を減らし、更に重症化するのを防ぎ、入院治療が必要な程の重症例を90%以上減らすと言われています。

嘔吐や下痢を症状とする胃腸炎はロタウイルスだけではありませんが、重症化しやすいロタウイルスを予防しておくことは十分意味のあることです。

日本では脱水が高度になったら病院で点滴をする、ということが当然になっています。

子供の医療費は自治体が負担してくれて全くゼロというところもありますし、1か月の上限も数千円程度が殆ど。

もしもの時にはすぐに治療を受けられる日本では、あまり必要性を感じない人もいるかもしれません。

しかし、これが海外で発展途上の国では本当に生死に関わる問題になるのです。

そのため、WHOはロタウイルスワクチンを子供が接種すべき最重要ワクチンにあげているのです。

どのワクチンも、接種をしたから罹らなかったのかを後で判断することはできません。

けれども、重症化してから「接種しておけば良かった」という後悔だけはしたくありませんね。




このページの先頭へ