日本脳炎の予防接種にはどのくらいの費用がかかるの?

定期接種は無償で受けられる

日本脳炎ワクチンは定期接種といって、国が接種を推奨している指定のワクチンです。

定期接種には他にもヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・麻疹風疹混合ワクチン・4種混合ワクチン等があり、平成26年度秋から水疱瘡も定期接種の中に組み込まれて無償化されました。

定期接種には受けるべき指定の時期が決められています。

これは、効果やその病気に罹りやすい年齢をもとに決められています。

指定の時期に受ける定期接種は、基本的には無償(つまりタダ)で受けられます。

しかし、指定期間を1日でも過ぎた場合には任意接種となってしまい、自費で全額負担することになってしまいます。

日本脳炎の定期接種スケジュールは下記の通りです。

標準的日本脳炎ワクチン接種スケジュール

  • 1期接種 - 計3回

1期1回目:3歳~4歳の間。

1期2回目:1回目接種から6~28日間の間隔を置いて。

1期追加 :2回目接種より1年経過したら。

  • 2期接種 - 1回のみ

9歳以上13歳未満で1回(9歳~10歳が推奨)。

日本脳炎ワクチンは平成17年から21年にかけて、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)の問題によって、一時接種を控えるように言われた時期がありました。

その時に対象年齢だった人達のための救済措置として、平成7年から18年に生まれた人に対しては20歳まで接種期間の延長が認められています。

それらの方々は、中高生や大学生であっても無償で受けられますので、母子手帳を確認の上、不足分を接種しておきましょう。

海外渡航目的は、自費診療

成人でもワクチンを接種することがあります。

多くは海外渡航に関係する時で、旅行や出張前に旅行会社や会社から接種を推奨されることが多いです。

仕事で渡航する場合には、証明書を提出することで会社負担で行うことが多いのですが、医療機関へは自費診療として、一度全額自己負担で支払う必要があります。

自費診療は全く同じワクチンを接種するだけ、しかも医師の診察なんてあってないような簡単なものにも関わらず、1回で何数千円もします。

ワクチン納入価とほぼ同額で接種しているところもあれば、そこに利益を上乗せして高額な請求をするところもあります。

自費診療の料金の設定は各医療機関に任されているので、法的には問題ないのです。

また、海外渡航時にはA型肝炎・B型肝炎・破傷風も接種してから出発することが多いので、全ての合計額が安く済むところを探すのがよいでしょう。

もちろん、ワクチン自体は、値段で効果が変わることはありませんから心配ありません。




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