水疱瘡とは?

水疱瘡と帯状疱疹は、同じウイルス!?

水疱瘡は水痘とも言い、ヘルペスウイルスによって起こる病気です。

人間に感染するヘルペスウイルスは現在8種類が知られています。

ウイルスの種類によって、罹る病気も違います。

ヘルペスウイルスと疾患

  • 単純ヘルペスウイルス1型  : 口唇ヘルペス、成人の脳炎
  • 単純ヘルペスウイルス2型  : 性器ヘルペス、口唇ヘルペス、新生児の脳炎
  • 水痘・帯状疱疹ウイルス   : 水痘帯状疱疹
  • EBウイルス          : 伝染性単核症
  • サイトメガロウイルス    : 巨細胞封入体症
  • HHV-6、HHV-7(一般名なし)  : 突発性発疹
  • カポジ肉腫関連ウイルス   : カポジ肉腫

この中で聞き覚えのあるのは、口唇ヘルペスと水痘・帯状疱疹でしょうか。

口唇ヘルペスでは、疲れが溜まっている時やストレスのかかっている時に唇にじゅくじゅくした水疱ができます。

これと同様に、水痘・帯状疱疹ウイルスは最初感染すると水疱瘡として発症します。

水疱瘡が治癒した後も、ウイルスは身体の中の神経節・リンパ組織に潜んでいて、身体が弱った時に再び活性化して、帯状の発疹として現れる帯状疱疹となるのです。

ですから、水痘帯状疱疹ウイルスを予防することは、将来の帯状疱疹のリスクを減らすことにもなります。

帯状疱疹は発疹が消えても痛みが残ってしまい、そして何度も繰り返すというやっかいな病気です。

水疱瘡ってどんな病気?

水疱瘡は、2~8歳の子供に好発する病気です。

水痘帯状疱疹ウイルスに感染したあと約2週間(10~21日)の潜伏期を経て、体幹を中心に紅斑を呈し、それが水疱へとなって全身に広がります。

子供の病気で発疹を起こす病気はいくつかありますが、水を含む発疹で、頭にまで発疹ができていたら水疱瘡を強く疑います。

治療方法として抗ウイルス薬(アシクロビル)の内服もありますが、基本的には対症療法です。

発疹は痒みを伴うので、発疹に対して石炭酸亜鉛華リニメント(商品名:カチリ)という外用薬も使用します。

また、熱発することもあるため、必要時には解熱薬を使用します。

発疹は最初、水を含まない紅斑として出現し、その後水疱→膿疱→痂皮(かさぶた)となります。

どんどん新しい水疱ができて来るのですが、全ての水疱が痂皮化するまでは出席停止となり、学校や幼稚園・保育園には行けません。

水痘帯状疱疹ウイルスは非常に感染力が強く、空気感染します。

ワクチン接種を受けずに感染者と同じ空間で過ごしていた場合は、高い確率で感染します。

潜伏期間もあるため、同じクラスの子が発症した時には、自分も既に感染していたということが多く、あっという間に感染が拡大してしまいます。

水疱瘡は感染力も強く、小児期だけでなく成人してからも罹患することがあります。

水疱瘡・帯状疱疹を予防するためには、予防接種を受けておくことが必要です。




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