水疱瘡の予防接種ではどんなワクチンを使うの?

水疱瘡のワクチンは、どんなワクチン?

水疱瘡を発症させる水痘帯状疱疹ウイルスに対する免疫力(抗体価)をつけるには、水痘ワクチンを接種する必要があります。

水痘ワクチンは生ワクチンで、平成26年の9月30日までは1歳以上の人が接種することのできる、任意接種でした。

1歳になると定期接種のワクチンは減ってきますが、それでも満1歳で麻疹風疹混合ワクチン、その後ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン、四種混合ワクチンの追加接種もあり、1歳から受けられる有料の水痘ワクチンの接種率は低く、実際に毎年地域・地区ごとに水疱瘡は流行してきました。

そのため、1~3歳の子供に水痘ワクチンを公費負担で接種を徹底することによって、水疱瘡の流行を抑えることを期待して、定期接種化されました。

成人でも水疱瘡は罹りますし、子供より重症化しやすいと言われています。

また、一度感染すると終生身体の中に住み着いて、身体が弱った時に帯状疱疹として現れますので、水痘帯状疱疹ウイルスへの感染を予防することはどの年代にとってもメリットがあるのです。

ワクチンは生ワクチンで、麻疹風疹混合ワクチンを接種してから行います。

生ワクチンは生きた菌やウイルスの毒性を弱めたものでつくられています。

それを接種して身体の中に入れることによって、自然に感染したのと同じような状態を人為的に作り出します。

身体の中でウイルスが増殖しますので、接種後1~3週間で、水疱瘡に罹ったのと同じような症状が軽く出ることがあります。

定期接種化されてから、2回接種が基本

水痘ワクチンは生ワクチンですので、不活化ワクチンのヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合ワクチンと違って、接種回数が少なくても抗体価は上がります。

しかし、ワクチンは少し間隔をあけてから追加で接種すると、1回接種の時よりも強い抗体価が数日でつきます。

任意接種の時には1回接種のことが殆どで、それすらも受けていない人が多かったのですが、定期接種になってからは2回接種になりました。

平成26年度は暫定処置として「5歳までに、最低1人1回は接種できるように」として一時的に接種対象者を3歳から5歳に引き上げました。

保護者が抗体価をつけるには任意接種となりますし、水痘ワクチンはワクチンの中でも比較的値段が高いので、定期接種化で子供が予防して家に持ち込まないようにしてもらえば、同居家族全員が感染するといった事態は予防することができます。

無償化は平成26年10月1日付で開始されました。

ただし、この10月という時期はインフルエンザワクチンを接種する時期でもありましたので、それまでの接種歴やその時の月齢を考慮して、どちらから接種するかを決める必要があったようです。

そして、もしどちらを優先した方がいいかわからない場合は、いつもワクチン接種を受けている、かかりつけ医に相談するように案内されたようです。




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