水疱瘡の予防接種にはどのくらいの費用がかかるの?

平成26年はお得だった?4歳まではタダで接種できました

平成26年10月1日をもって、水痘ワクチンは定期接種化されました。

定期接種なので、対象年齢にある人は、決められた回数分が無償で受けられます。

水痘ワクチンは、不活化ワクチンの肺炎球菌ワクチンやヒブワクチン・ポリオワクチン・四種混合ワクチンとは違って、麻疹風疹混合ワクチンやBCGと同じ生ワクチンです。

平成26年は制度改革の年度だったので、暫定処置として対象年齢が広くなっていました。

しかし、分かりづらいことに、とは言いつつも全ての4歳児が対象になっていたわけではありませんでした。

「水疱瘡に罹っておらず、かつ1度もワクチン接種をしたことのない4歳の子供が1回だけ無償で水痘ワクチンを受けられる」といったように、実際には暫定処置の対象者には制限がありました。

国が発表する文章は難解でわかりにくいため、少し簡単に噛み砕いて以下にまとめてみました。

水痘ワクチンの対象年齢とその条件

  • 生後12月から生後36月に至るまでの間にある方

=1歳の誕生日の前日から、3歳の誕生日の前日まで 

→2回の接種分が対象

  • 平成26年度に限る暫定処置として

生後36月に至った日の翌日から生後60月に至までの間にある方

生後36月以前に接種したワクチンも含まれます

=3歳の誕生日の当日から、5歳の誕生日の前日まで

かつ、任意接種で1回でも受けていたらダメ、水疱瘡に罹っていてもダメ

→1回の接種分が対象

同じ4歳児でも、平成26年の4月から9月までに5歳の誕生日をむかえたお子さんは、このルールでいくと暫定処置の対象者にはなりませんでした。

しかし、国の財源も無限にあるわけではないので、制度の移行時期に発生してしまうやむを得ないことだったのかもしれません。

一方で、当時同じ2歳児でも誕生月が平成27年3月の早生まれお子さんは、3歳になるまでに半年間も期間があり、その間に2回接種すればよいので、移行のタイミングの定期接種の対象者としては、有利だったかもしれません。

制度開始前の当時は水疱瘡の予防接種は自己負担でしたから、移行の年に2回分を無償で受けられた方は、相当のお得感があったのだと思います。

母子手帳を持ってホームドクターへ相談

自治体によってインフォメーションの仕方に違いがあったようで、3歳までの子供には一律に対象になっていますよというハガキが送られてきたそうです。

しかし、暫定処置の対象者だった3・4歳児は、いつ任意接種を受けていたかが市で把握できなかったため、ハガキは送られてこなかったようです。

ですので、当時は、お子さんが無償化の対象になっているかどうか分からなかった一部の親御さんは、保健センターや、かかりつけのお医者さん(ホームドクター)に相談へ行ったそうです。

 

さて、基本的に水疱瘡の予防接種が定期接種の対象に入っている現在は、費用がかかることなく無料で受けられますが、何らかの理由で1度も接種せずに対象年齢の3歳を超えてしまった場合には、自己負担であっても1度でもいいから接種しておくことをお勧めします。

というのも、中学生や高校生になって、大事なテストや受験・試合の前に水疱瘡に罹ってしまうと、それらの人生の大事なチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。

また、水疱瘡は大人になっても罹りますから、接種しておいて損をすることはありません。




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