水疱瘡の予防接種は接種後どのくらい経つと効果が出るの?

ワクチンに対する効果はいつから出るの?

通常ワクチンを接種して、その病原菌やウイルスに対する免疫(抗体価)がつくのは、2週間と言われています。

インフルエンザは流行する時期が冬季に限られるため、10月に入ると接種を開始します。

そうすれば2回接種して十分な抗体がついてから流行のシーズンを迎えることができるからです。

水痘ワクチンも同様に、通常1回目の接種から2週間程で抗体価が上がってきます。

そして、定期接種としては2回目の接種は1回目との間隔を3か月あけるようになっています。

仮に1回の接種でも、80~85%の効果があると言われていますから、2回目の接種をすると更に強くて長期間持続する抗体ができることになります。

水痘ワクチンには、緊急接種もある

通常抗体ができるまで2週間を要すると上で述べました。

ですから、せっかくワクチンを接種していても、その数日後に水疱瘡の患者と接してしまった場合は、まだ抗体価が上がっていないため、感染の予防には間に合いません。

一方で、水疱瘡に関しては、水疱瘡と診断された人との接触後72時間以内であれば、緊急接種ということを行うことができます。

これによって、約80%が発病を防止することができるとも言われていますが、効果については絶対ではありませんし、同居家族は潜伏期間の間中も一緒にいるので、緊急接種の72時間以内の対象にすらならないことも多いです。

推奨されている訳ではありませんが、「子供に1週間も保育園を休まれると困る」というような、仕事を持っているお母さんは緊急接種をしてもよいでしょう。

また、医療関係者もウイルスをまき散らして感染者を増やす確率を減らすために、予防接種することがあります。

発症までに約2週間の潜伏期間があるので、それを待っていては緊急接種すら間に合わなくなってしまうからです。

水疱瘡は、基本的に流行する時期というのはありません。

年がら年中、どこかで水疱瘡が流行している地域があります。

1~2歳の子供への水痘ワクチンが徹底され、水疱瘡にかかる子供が減ってくれば、流行も減ることでしょう。

けれども、まだやっと平成26年に定期化されたばかりで、その対象者の数も、全人口に占める割合で考えると限られた数にしかなりません。

いつ流行してもおかしくありませんから、周囲で水疱瘡の噂を聞いてから焦るのではなく、定期接種の対象でなかった方でも、事前に水痘ワクチンを任意接種しておきたいものです。

水疱瘡は大人でも罹りますし、それが帯状疱疹を後々に起こす原因にもなりますので、接種しておいて無駄になることはありません。




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