破傷風の予防接種にはどのくらいの費用がかかるの?

破傷風ワクチンは保険も適応になる?

破傷風を予防するワクチンは、破傷風トキソイドとして単独のものと、ジフテリア・百日咳・破傷風が一緒になった三種混合(DPT)、三種混合に不活化ポリオを足した四種混合(DPT-IPV)があります。

破傷風は小児期に四種混合なり三種混合でワクチンを受けていても、成人になると抗体価が下がってしまいます。

そのため、海外渡航をする場合や危険な作業に従事する人は、成人してから破傷風トキソイドの接種を受けることがあります。

これらのように、感染するような事象の起こる前に予防として接種するワクチンは自費になります。

ただし、小児期に定められた期間に四種混合・三種混合として受ける場合には無償です。

しかし、いつまでも無償というのではなく、指定の期間を過ぎた場合には自費接種として10割自己負担となります。

一方で、怪我をしたために受傷後にワクチンを接種した場合は、治療のためのワクチンなので保険適応です。

3割なり1割なり、その人の保険割合に応じた金額が自己負担となります。

もしその怪我が労務災害(労災)である場合は、患者本人の窓口負担はありません。

破傷風ワクチンは、自費も保険も労災もあり得ると言う意味では、珍しいワクチンと言えるかもしれません。

破傷風トキソイドはいくら?

上で述べた通り、子供は指定された期間内に三種混合もしくは四種混合を接種すれば、自己負担はありません。

各自治体から配布される所定の用紙(予診票)に記載して医療機関に提出すると、医療機関から自治体へ用紙を提出すると同時にワクチン代金の請求がかかるしくみになっています。

では、自費で破傷風トキソイドを接種する場合はいくらになるのでしょうか?

基本的には成人の接種は3回推奨されています。

自費のワクチン料金は各医療機関で自由に設定してよいことになっています。

そのため料金はバラバラであることが多く、同じワクチンでも数千円の差が出ることは珍しくありません。

破傷風トキソイドは大抵1回3000円から5000円の間であることが多いようですから、麻疹風疹やおたふく・水疱瘡(水痘)の金額からすると、比較的安いワクチンであると言えるでしょう。

けれども、3回接種が必要ですから合計額にすると9000円から15000円となり、医療機関によっては5000円以上の差がつくこともあります。

自費でワクチンを受けるととても高額なイメージですが、それは保険制度によっていつも2割や3割の窓口負担で済んでいるからです。

定期接種として受けられる間は確実に受け、成人になってから必要な時には例え自費でも接種しておきましょう。




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