破傷風の予防接種はいつ受けるべき?

破傷風ワクチンのスケジュールは?

破傷風のワクチンは、2012年からはジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオをあわせた四種混合(DPT-IPV)として定期接種になっています。

それまではジフテリア・百日咳・破傷風の三種混合(DPT)と経口生ワクチンのポリオだったものを、副反応の問題もありポリオを不活化し、三種混合と一緒にしたのです。

現在では生後2か月でヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン、生後3か月で四種混合、生後5か月でBCGというのが一般的に推奨されるワクチンスケジュール。

乳幼児の定期接種はたくさんあってわかりづらいのですが、シンプルに考えれば2か月たったらヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを同時接種(両腕に1つずつ)し、3か月で四種混合と覚えておけば簡単。

この3つのワクチンは不活化ワクチンなので、違う種類のものは1週間後に接種できます。

ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンは初回接種から4週間あけないと2回目の接種ができません。

四種混合は3週間で2回目の接種が可能です。

しっかりと生後2か月で開始しておけば、1歳までに行う3回分は5か月で接種するBCGまでに終わっている計算になります。

ただし、スタートが遅かった場合や体調不良によって接種を見合わせた場合はずれ込んできますので、どのワクチンを優先して行うべきか迷ったら、かかりつけの小児科医に相談しましょう。

また、ジフテリアと破傷風のみの二種混合(DT)が、破傷風の追加接種として11~12歳にあります。

この時期は予防接種自体がインフルエンザワクチンくらいしかない年頃なので、保護者の方は忘れないようにしなくてはいけませんね。

成人の接種はいつするの?

成人は定期接種として決められた接種時期はありませんし、費用の負担もありません。

海外渡航前や外傷後に接種することになります。

特に三種混合が定期接種化される前の1968年生まれ以前の人は、一度も接種したことのない場合がありますから、接種回数も最初からと考えると費用と時間がかかります。

ただし、外傷後のワクチン接種は治療という扱いになるので保険適応となりますし、場合によっては労災扱いで窓口負担がゼロになることもあります。

ワクチンは接種してすぐに抗体ができるわけではないので、海外渡航を目的としての接種であれば、必要回数の接種後2週間は空けてから渡航できるように、スケジュールを調整しましょう。

成人の場合は今まで何回、何年前に接種したかによって必要な接種回数も違います。

抗体が落ちていると思われる場合は、追加接種も含め3回破傷風トキソイドの接種を受けておくと安心ですね。




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