風疹の予防接種にはどのくらいの費用がかかるの?

風疹ワクチンは、助成金が出ます

風疹で怖いのは、妊婦が妊娠20週までに風疹に感染すると胎児へ影響し、先天性風疹症候群を発症することです。

平成24年から25年にかけて風疹の患者数が増え、それに伴って先天性風疹症候群の患者数も増えました。

国立感染症研究所の報告によると、平成25年には32人の発症が認められています。

感染したのが妊娠初期であればあるほど、先天性風疹症候群の発症率も上がります。

また、風疹は罹ったことに気づかないうちに感染している不顕性感染もあります。

妊娠が判明してからは、ワクチンの接種はできません。

そのため、厚生労働省は妊娠する前のワクチン接種と、妊婦周辺の人へのワクチン接種を徹底するために、各自治体へ対応を求めました。

そして各自治体が各々基準を作成し、風疹ワクチンもしくは麻疹風疹混合ワクチン接種の助成を始めました。

ただし、助成金やその条件は自治体ごとに違うため、自分の住んでいる地域の保健所に問い合わせてみましょう。

大抵は風疹に対する抗体を持っていないことを証明しなくては助成を受けられません。

しかも、助成金の額が全額ではなく、3000円と接種費用の一部にとどまるところもあります。

抗体価を調べ、更に面倒な事務手続きを踏んだ上で受けられる助成が3000円…となると、自費で払って一度の受診で済ませる方が手っ取り早いかもしれません。

医療機関によると、実際、助成金を使ってのワクチン接種を望む人は殆どいないのが、現状のようです。

自費で受けると、いくらになるの?

定期接種となっている1歳と小学校入学前の子供は、麻疹風疹混合ワクチンの接種が無償で受けられます。

ただし、その1年間を過ぎた後は自費で受けることになります。

成人が風疹ワクチンを受けようとする場合には、上述のように助成金を受けるか全額自己負担で受けることになります。

ワクチンの金額は、医療機関ごとに違います。

ワクチンの納入価もそれぞれ違いますので、問い合わせてみましょう。

ワクチン自体の効果は変わらないのに、金額にはかなり幅があります。

おおよそ風疹ワクチン(単独)で4000~8000円、麻疹風疹混合ワクチンでは8000~12000円となっています。

風疹と麻疹をそれぞれ別で接種するよりは麻疹風疹混合ワクチンを接種した方が安あがりですし、風疹の抗体がない人は麻疹の抗体も強くないので、できれば混合ワクチンをお勧めします。

ワクチンの制度は毎年変わっています。

変更に該当する年齢には自宅に通知が届くこともありますが、自分の身体・生まれてくる赤ちゃんの身体は自分が守るという認識でワクチン接種を受けましょう。

現在成人になっていても、小児期に必要なワクチンを接種していない場合もありますから、自分の母子手帳を確認してみましょう。




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