麻疹の予防接種はいつ受けるべき?

小学校入学までに、2回受けよう

麻疹の予防接種は、麻疹単独ではなく風疹と一緒に受けます。

麻疹風疹混合ワクチン(MR)が定期接種として定められており、1期が満1歳で2期が小学校入学前の年(保育園・幼稚園の年長)です。

この1年間は無償で接種できますが、時期を過ぎてしまうと自費接種となり有料になってしまいます。

ワクチンはどれも、1回だけでは抗体を獲得できない人がいます。

麻疹も1歳の接種だけでは抗体がつかない人が約5%いると言われています。

その5%の子供に抗体をつけるため、1期の接種をしていない(かつ自費でも接種していない)子供に無償で受けられるチャンスを与えるため、1期でついた抗体価が落ちてしまった人の抗体をもう一度上げるため、3つの理由から2期を設けています。

麻疹は2008年に10~20代に流行したこともありましたが、おたふくや水疱瘡のように自然にウイルスと接触する機会はそうそうありません。

そうなると、しっかりワクチンを接種していても抗体が下がっている大人もいます。

医療関係の学校へ進学したり勤務すると、抗体価を調べることがあります。

そこで抗体が基準を満たさない場合は追加でワクチンを接種することになります。

その時には麻疹風疹混合ワクチンでもいいし、麻疹の抗体だけがないのであれば麻疹単独のワクチンでもよいでしょう。

値段は単独の方が安いですが、2つ分含まれていることを考えると麻疹風疹混合ワクチンの方がお得と言えるかもしれませんね。

接種時期が来たら、医療機関へ連絡しよう

生後3か月のヒブワクチン・肺炎球菌ワクチンから始まってから10か月健診まで、ほとんど一連の流れの中で乳児期のワクチンは接種されます。

10か月健診のあと少し空きますが、1歳のワクチンも健診時に予約をとったり説明を受けることがあるでしょう。

ところが、2期になると3歳の日本脳炎から間が空いてしまうので忘れがち。

保健センターから通知が来ることもありますが、基本的には保護者が医療機関へ自分で連絡して、ワクチンの予約をとることになります。

間が空いているので、乳児のときに接種していた医療機関とは別の場所になるかもしれませんが、母子手帳の記載がしっかりあればそれでもよいでしょう。

日本は海外に比べるとワクチンの制度が整っているとは言えず、接種率も低いのが実状です。

けれども、麻疹は少なくとも2回も定期接種として無償で受けられるのですから、必ず定められた期間に接種しましょう。




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